『いつだって上機嫌』に「オネエさんとオバさんの境目」をアップしましたら、
その言語Ver.をどうしても書きたくなりました。
少しお付き合いください。
かつて、TV番組『探偵ナイトスクープ』*1の局長が上岡龍太郎氏だった頃、
「バカとアホの境目を調査する」という企画がありました。
調査方法はこうです。
番組探偵局の探偵2人が二手に分かれ、道ゆく人にひたすら質問して歩きます。
「あなたは日頃、バカと言いますか? アホと言いますか?」と。
これを、日本列島の北と南から始め、境目をあぶり出そうとしたのです。
すると、天下分け目の関ヶ原で「アホとバカ」を使う人が半々くらいになりました。
この辺りに境目がありそうだと番組が盛り上がったとき、、大変なことがわかりました。
バカとアホ、どちらにも属さない独立勢力の発見です。
名古屋を中心とする「タワケ文化圏」がそれ。*1
番組は、思いがけず独立文化圏を発見するという成果をあげた!と締めくくられました。
あぁ、書けてスッキリしました(^-^)
あとがき
私の曽祖父は家族を叱るとき「この大うつけ!」と言いました。刀の柄を握って(笑)懐かしいです。
文末になりましたがごあいさつを・・
読者になってくださった皆さま、なかなか更新ができずで申し訳ありません。
近いうちに「話しことば」のことを書くつもりでおります。
もう少々お時間いただきたくお願い申し上げます。
*1:「タワケ」という語については、方言説・古い日本語説の両方があります。言語学の書籍『アホバカ文化圏(正式な署名を失念しましたが・・)』に詳しい